結婚式の曲♥を探すならウエディングBGM!プランナーが教えます

他の新郎新婦は歌詞も気にしてるの?

結婚式で使うBGMは、英語・日本語にかかわらず歌詞の内容も気を付けたいですね。

ウエディングプランナーや音響スタッフはできるだけ、失恋や乱暴な歌詞の曲はBGMとして使わないようにアドバイスしています。

幸せで祝福される結婚式の一日に、失恋や悲劇の歌詞は相応しくありません。

最近は、帰国子女や、英語が堪能なゲストも多く披露宴に参加しています。

結婚式や披露宴で流れている曲の歌詞を気にする余裕も無いのですが、それでも「KILL(殺す)」や「Dead(死んだ)」「Drag(ドラッグ)」「Alone(ひとりぼっち)」などの単語は耳に入りやすいです。

また、ヒット曲の場合は歌詞も知られているので、結婚式で流すと「あれ?この曲は失恋の歌なのに」と、ゲストが気付くこともあります。

「別れる歌詞だけど、曲が気に入っているので使いたい!」

ヒット曲や、お気に入りの曲を結婚式で流したい気持ちは分かります。

しかし、ヒット曲は数年後には過去の曲になります。お気に入りの曲も年齢とともに変わってきます。
できれば、歌詞も曲も結婚式に相応しい曲をお薦めいたします。

結婚式で使うのを避けたい歌詞とは?

1.失恋の歌詞

これはNGです。失恋の歌詞は結婚式では避けたい歌詞ですね。

英語圏の曲は失恋の曲が多いです。

Adele(アデル)は恋愛の歌詞もありますが、失恋の歌詞も多いです。

Taylor Swift(テイラー・スウィフト)も失恋の歌詞や、過激な歌詞が意外と多いので要注意です。

Adele「Hello」は、最高にドラマティックで心に染みるバラードですが、残念ながら失恋の歌です。

2.ケンカした歌詞

これはOKです。

ケンカの理由が浮気や、過激な内容の場合は避けた方がいいです。「ケンカしたけど仲直りした」というのが理想です。

「何度もケンカするけど、離れられないんだ」という歌詞は微妙ですね。歌詞のテーマを理解して使えそうならOKです。

3.死んでしまう歌詞。死を連想する歌詞

基本的にNGで、歌詞の内容によってはOKです。殺してしまう歌詞はNGです。

Queen「Bohemian Rhapsody」は70年代ロックの名曲ですが、殺人を犯した少年の歌詞のため、結婚式ではお薦めできません。

4.浮気、恋多き女性の歌詞。ワンナイトラブの歌詞。

基本的にNGです。

「ワンナイトラブの君だったけど本気になったんだ」や「恋多き女性が一途になった」というロマンティックな歌詞であればOKです。

5.自暴自棄、復讐する歌詞

基本的にNGです。

「世の中はヒドイから、もう好きに生きるわ!」「私の廻りは嘘つきばかり」「私を振った男を見返してやるわ」など、毒のあるフレーズが多い歌詞は避けたほうが良いです。

戦争やヒドイ世の中を嘆く歌詞、批判する歌詞も避けたほうが良いでしょう。

「私の廻りは嘘つきばかりだけど、あなただけは違ったわ」という歌詞は微妙ですね。
私は使わないことをお薦めしますが、曲が気に入っていればOKです。

Taylor Swiftの「Shake It Off」は、余興のBGMに使うのはOKですが、新郎新婦様のイベントで使うBGMにはお薦めしていません。

The Black Eyed Peas「Where Is The Love?」は曲の雰囲気は明るいのですが、歌詞は過酷な世界を嘆いた歌詞で、結婚式ではお薦めしていません。このBGMを使いたい場合は余興などで使いましょう。

6.やんちゃな歌詞

「悪いことをして生きてきた」「仲間と世界で暴れるぜ」「悪い場所で育ったぜ」など、やんちゃな歌詞は内容次第でOKです。
あまりにも酷い過去の悪事や、暴れ方が酷い内容の歌詞はNGです。

Jay Zの「Empire State of Mind」はあまりお薦めできませんが、歌詞の内容を理解して大丈夫だと思う場合はOKです。

7.女性や男性をおバカにした歌詞

女性、または男性をちょっとおバカに揶揄した歌詞は避けたほうが良いでしょう。

可愛いポップな曲が多いAqua(アクア)ですが「Barbie Girl(バービーガール)」は避けたほうが良い曲です。

歌詞だけを見ると特に問題は無いのですが「バービーガール」とは顔がカワイイだけのお馬鹿な娘のことです。

You’re Beautiful事件

事件ということ大げさですが、私がプランナーになって印象に残っているのはJames Blunt(ジェームス・ブラント)の「You’re Beautiful(ユア・ビューティフル)」です。

サビの美しいメロディと「You’re Beautiful」のフレーズで、BGMとして使いたい新婦が続出しました。

この曲がヒットした時に「結婚式のBGMに使っても大丈夫ですか?」と、ほんと~に多くの花嫁様から相談を受けました。

女性を賛美するフレーズに溢れていますが「憧れの女性とは一緒になることは無い」という実らない恋の歌詞とも解釈できます。

プランナー複数と音響スタッフで会議した結果はグレー。
歌詞の内容を伝えて、理解してもらった上で結婚式のBGMに使うかを新郎新婦に判断してもらいました。

失恋の歌詞だけど結婚式のBGMで使うには?

失恋の歌詞だけど結婚式で使いたい場合は、余興のBGMとして使うことをお薦めいたします。
またはサビの部分だけを使うなど、できるだけ失恋の曲だと分からないように使ってくださいね。

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