神聖な結婚の儀式が終わり、チャペルから出てくる新郎新婦が花びらをかけて祝福します。
フラワーシャワーでのBGMは基本的に1曲です。BGMは明るく華やかな音楽がお薦めです。チャペルの出口が野外の場合は、音楽を流すことができない結婚式場もあります。

ゲストと一緒にバルーンを空に放つイベントで、青空へと上がっていくカラフルなバルーンは、ゲストを明るく幸せな気持ちにしてくれます。
バルーンリリースは都心部ではできないイベントですが、郊外の結婚式場では定番のイベントです。バルーンリリースのBGMには、爽やかで明るいBGMがお薦めです。

ゲストをお出迎えする迎賓のサービスは上品で華やかに、披露宴パーティーへとゲストをご案内します。
ゲスト人数によって時間が異なりますが迎賓の時間は長くても20分まで。迎賓をされない場合も披露宴パーティーの始まりを待っているゲストへのBGMを用意します。

ゲストが待っている披露宴会場へ新郎新婦が選んだBGMで登場するステキなシーン。
お二人が一緒に登場するオーソドックスな入場の演出から、新郎新婦が別々の入り口から登場して一緒になる演出など。お二人のドラマティックな入場に合わせたBGMをセレクトしてください。

本格的な披露宴パーティーの始まりとなる「乾杯」のセレモニー。「乾杯！」の掛け声に合わせてBGMを流して、乾杯のセレモニーを盛り上げます。
派手な曲から、クラシックまで、お二人のスタイルに合わせたBGMで乾杯してください。

新郎新婦の初めての共同作業として結婚式の演出となっているのがケーキ入刀です。
司会者の「ケーキ入刀」のアナウンスから、新郎新婦がケーキにナイフを入れます。ケーキ入刀の瞬間はゲストが最も写真を撮影する瞬間でもあります。

乾杯の後の食事の時間として、40分～1時間の歓談の時間が用意されます。歓談の途中でビデオが映し出されたり、新郎新婦のお色直し（中座）が入ります。
歓談のBGMは会話の邪魔にならないBGMを選ぶのが基本です。一般的には1、2曲だけ好きな曲を選んで、あとは音響スタッフに提案してもらう事が多いです。

新郎新婦が衣装をチェンジする「お色直し」。そのお色直しのために中座（退場）する時に流すBGMです。
一般的には花嫁の衣装チェンジには時間がかかるため、まずは花嫁が退場し、暫く経ってから花婿が退場します。そのため、BGMは2曲選曲します。お色直しを２回おこなう場合は曲数も増えます。

衣装チェンジした花嫁・花婿が再登場するのをドラマティックに演出するためのBGMが必要となります。お色直しを2回される場合はBGMも増えます。
新郎新婦の個性が発揮されるイベントで、和装での優雅な登場や、スポットライトを浴びて神秘的な登場、コスプレも取り入れたユニークな登場など、お色直しの入場もさまざまです。

新郎新婦がゲストのテーブルを回ってサービスをするのがテーブルラウンドです。お色直し入場後にテーブルラウンドへと進む場合もありますが、お色直し前にテーブルラウンドを行う場合もあります。
定番のキャンドルサービスや、ゲストにドリンクを注ぐドリンクサーブなど、テーブルラウンドの演出もさまざまです。

新郎新婦がゲストのテーブルを廻って、一緒に記念撮影をするフォトラウンド。ゲストと一緒にワイワイと盛り上がることができるイベントとして人気があります。
紙でできたフレームや、ヒゲや帽子などのアイテムもあれば、楽しく盛り上がりますよ。フォトラウンドのBGMには、自然と笑顔になる明るくポップな曲がお薦めです。

披露宴後半のクライマックスとなる「ご両親への手紙」は、花嫁花婿がご両親へ感謝を伝える感動的なイベントです。
最近は人前で泣くのを恥ずかしがるご両親や、しんみりした雰囲気より明るい雰囲気で感謝を伝えたい新郎新婦も増えてきており、笑顔が溢れる演出もあります。BGMは演出の雰囲気を重要な役割となるのでこだわって選曲しましょう。

ご両親へは今までの感謝を込めて花束を手渡します。相手のご両親へは「これからよろしくお願いします」と花束を手渡します。最近は花束以外の旅行券や電化製品、お酒など、実用的なプレゼントを渡す新郎新婦も多くなっています。手渡すプレゼントや演出によって、明るくポップな曲から、しっとりした曲まで、演出に合わせて選ばれます。

新郎新婦が披露宴会場から退場する演出にもBGMは欠かせません。ミドルテンポで優雅、壮大な雰囲気の曲が選ばれる傾向にあります。
退場の演出は披露宴会場の構造によってさまざまな演出ができます。 お二人の演出に合わせたBGMを選曲することになりますが、退場はイメージしやすいので比較的簡単にBGMが決まります。

披露宴会場から出てくるゲストに挨拶しながらお見送りするのが「送賓」のイベントです。一般的には、新郎新婦・ご両親が並んで、ゲストにお礼しながらドラジェ（小さなお菓子）やプチギフト、小さな花束などをプレゼントを手渡すケースが増えています。
ご両親と新郎新婦が並んでゲストをお見送りするので、あまり派手なBGMを選ばないように気を付けましょう。